読書:新・好きになっちゃった沖縄の離島

DonnCop2006-01-30


今回読んだのは、先日読んだ"沖縄にとろける"の著者下川裕治氏が手がけた、沖縄の離島に関する書籍。
どちらかというと複数の著者による離島での体験記のアンソロジー

沖縄移住を考えている人たちに好評を博した、ということで離島生活の光と闇みたいなものを書いた本かと思っていたのですが、予想していたものとは少々異なった内容でした。
 
内容は、沖縄の離島に関する日記サイトの面白い記事のみを抽出した、そんな感じの内容でした。というのも、内容に考察や深い内容が少なく、ありのままの内容を描いている部分が非常に多いため。
移住に関するノウハウはほとんどなく、このようなあまりに内容が具体的な本を読むくらい沖縄の離島に関する書籍を読み漁った人が離島に移住したがるのでは?なんて思ったりもしました。
全体的に読みやすく、わかりやすい本ではあります。

難を言うと、各島に関する解説が少なすぎて、別途その島の予備知識を得ていないと読み辛いと言うことでしょうか。というか読みづらかったです...。
ある程度、その島はどういった島なのか知ってから読むと、この本はより意義のあるものになると思います。

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