いなか暮らし -南の島の物語-

現在、風雨来記2をゆっくり進めています。
そして先日ふと、随分前に買ったけど途中で放棄したゲームを思い出しました。
タイトルは"いなか暮らし -南の島の物語-"。

発売当初から目を付けていたものの、購入したのは去年の5月。
購入当初、少しプレイしたものの、ローディングのあまりの遅さにゲーム置き場に眠らせてました...。

風雨来記2で沖縄に興味が沸いてきたので、プレイ再開することに。
このゲームは簡単に言えば南国版"ぼくのなつやすみ"。
"ぼくのなつやすみ"のように島全体が3D。主人公の15歳の都会の女の子が沖縄の仮想の島に2週間滞在し、時間の許す限り海辺に行ったり洞窟に行ったり、ダイビングをしたり、そんな素敵な春休みを疑似体験できます。
7時間程度で終わりましたが、思ったより楽しめました。

ゲームの内容に関しては、沖縄の離島生活の楽しい"だけ"を部分を抽出した感じ。農家の生活に対する"牧場物語"に近いものがあります。実際には離島の生活はもっと不便だったり危険だったりする部分があると思いますが、コレはゲーム。南の島を楽しむ、というコンセプトは面白いと思いますし、目的は達成できたと思われます。

幾分、ゲームとしての完成度、ローディングの長さやポリゴンの完成度の低さ、イベントの少なさが玉に瑕。画面切り替えが遅い上にPS2が壊れるのではないかというほどピックの移動音がしました。
終盤になってくるとこのローディングの遅さも"テーゲー(適当)"を表すための演出ではないか、そう思えてきました。実際には違うと思いますが...。
でもいろんな人にお勧めできる、"隠れたちょっといいゲーム"です。