マルチポスト

東京に生活していますと、ポストに入ってくるチラシの多さに驚きます。特に多いのがピザと引っ越し。埼玉の実家に住んでいたときにはこんなことはありませんでした。
エロいチラシもまた然りです。閑静な住宅街、それこそ家族連れもたくさん住んでいるこの地域にこういったチラシを撒くことが許されていることが驚きです。
 
さて、今日は東京に来て初めての変わり種のチラシが来ました。それは原付の座る部分に挟まれていた"バイク買います"のチラシ。
 
そこはかとなく不快に感じました...。自転車には貼っていなかったようなのでわざわざ家を一軒一軒回ってバイクを見つけてはチラシを付けていったようです。
これって堂々と不審者だと思うのですが...。
 
しかし、こういった無差別なチラシを見て不思議に思うのが、これに広告としての効果があるということです。つまり、この広告を受け取った人の1/1000やら1/1000000の人が、ピザを買ったり引越しの注文しているということ。効果、ほんの少数には有意義な情報であるため、大多数の人がごみを捨てるという迷惑が発生しています。
 
メールボックスに届く広告メールも同じで、受け取り手が必要としない広告をポストにばら撒くことがこう続いていることは法律に法的に合法ということでしょう。今の日本では"※未承諾広告※"と書けばばら撒いていいということになってますし。
 
受信した一握りの人が商品を買ったりエロサイトに行くからこれだけ蔓延しているわけで、いろいろ問題はありますが、こういった広告メールの排除のためには"受信することにも一定の罰則"を与えなくては送り手はいくらでも姿や形を変えて蔓延すると思われます。
 
街角で通り過ぎる人のポケットに強引にティッシュを詰めようとする行為がNGで、ポストに入れるのはOK、とする法律のあり方に非常に疑問を感じました。