読書:沖縄にとろける

DonnCop2006-01-08



今回読んだのは風雨来記2にて2本出てくる自動販売機の謎を追っていたら見つけた本です。(ちなみに2本出てくる自動販売機に関する記述はありませんでした)
 
書籍名:沖縄にとろける
著者:下川裕治

今回読んだ本の著者は東南アジアに関するルポなどをいくつも書いている方らしく、よくある"本州と沖縄"を比較する内容とは違って"沖縄と東南アジア"を比較する視点が多く新鮮でした。
前半の大衆食堂にまつわる話は特に興味深かったです。
内容はこの本を読んでもらうとして、コップさんが気になった点を2点ほど。
 
・インスタントラーメン
3年ほど前にアメリカに短期留学した際に寄ったサンフランシスコにて、ラーメンを注文したらインスタントが出てきて仰天した覚えがあります。
というのも、向こうではインスタントラーメンが1つ25セントとかで、コップさんが喫茶店のような店で注文した"チャイニーズヌードル"が$8。ラーメンの上に大きな肉の塊は乗ってましたが、それでもこの値段でインスタントは驚きました。
 
ルートビア
コップさんが留学した際のファザー(農家)は午後3時になると"ルービア ターイム"と言って毎日必ず1本飲むほどの中毒者でした。コップさんも飲ませてもらいましたがハーブっぽさがきつくてあまり好きになれませんでした...。
輸入雑貨店ではよく見かけますね。
 
沖縄の文化を一つの側面が見られ、また読みやすくなかなか面白い本でした。
ちなみに前回読んだ"胃袋で感じた沖縄"に比べると風雨来記2との接点は薄かったです。